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糖尿病と漢方治療

  • 2025/11/08 院長ノート
  • ✅糖尿病と漢方治療

    血糖だけでなく、体質と心まで整える治療

     

    糖尿病治療で「漢方」が選ばれる理由

    西洋医学は

    • 血糖値
    • 合併症の予防

    など 数値改善が目的です。

    一方、漢方は

    体質そのものを整えることで、血糖が下がりやすい状態を作る

    という特徴があります。

    糖尿病の背景には、

    • 食欲が止まらない
    • 寝不足・ストレス
    • 自律神経の乱れ
    • 肥満(特に内臓脂肪)

    など生活全体のバランス崩れが影響します。

    漢方は、血糖を上げる原因そのものにアプローチできる治療です。

     

    糖尿病に対して使用される主な漢方薬

     

    漢方薬

    対象となる患者像

    効果・作用

    防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん)

    内臓脂肪・便秘・むくみがある

    脂肪燃焼、食欲抑制、便通改善

    大柴胡湯(だいさいことう)

    ストレスで甘い物を食べてしまう / イライラ型

    肝機能改善、ストレス・過食に対応

    桂枝加芍薬湯(けいしかしゃくやくとう)

    お腹が張りやすい、下痢と便秘を繰り返す

    自律神経調整・腸内環境改善

    黄連解毒湯(おうれんげどくとう)

    顔が赤い・イライラ・のぼせ

    自律神経過緊張の改善

    五苓散(ごれいさん)

    むくみ・体の水分バランスが悪い

    水分調整、糖代謝改善に影響

    白虎加人参湯(びゃっこかにんじんとう)

    喉が渇く・大量に水を飲む / 漢方的“消渇”

    強い口渇がある糖尿病パターン

    📌 糖尿病は東洋医学で 「消渇(しょうかつ)」 と呼ばれ、

    喉が渇く、尿が多い

    という状態。

    漢方では 「気・血・水」 のバランスの乱れと捉えます。

     

    糖尿病 × ストレス × 食欲:心理学的観点から

    糖尿病は意思の弱さの問題ではありません

    過食や食欲のコントロールには、脳の「報酬系(ドーパミン)」が関係しています。

    • ストレス
    • 不安
    • 寂しさ

    甘いものを食べたくなる(= 瞬間的な安心)

    漢方では 過緊張を緩める ことで、過食の悪循環を断ち切れます。

    「食べられないようにする」のではなく「食欲が自然に落ちつく状態」を作る

    これが漢方の強みです。

     

    漢方は「運動・食事・睡眠」を続ける力をサポート

    糖尿病の治療は「行動変容」が必要です。

    漢方で

    • ストレス過食がおさまる
    • よく眠れる
    • 朝動ける

    ようになると、血糖を下げる生活が自然とできるようになります。

    漢方は行動継続のベースを整える治療

     

    最新糖尿病治療との併用(GLP-1 / マンジャロ / SGLT2

    当院では、

    • GLP-1(ウゴービ / マンジャロ)
    • SGLT2阻害薬
    • メトホルミン

    などの最新薬と、漢方の併用を行います。

     

    効果

    西洋薬

    漢方

    血糖を下げる

    △(直接ではない)

    食欲を抑える

    ◎(ウゴービ等)

    ストレス・イライラ

    腸内環境改善

    体質改善

    必要なのは「どちらか」ではなく、両方

     

    「漢方 × 糖尿病治療」当院の特徴

    ✅ 内科・心療内科・漢方内科が同時に診られるクリニック✅ 漢方だけに偏らず、エビデンスに基づいた治療✅ ストレス・睡眠・食欲・自律神経まで包括的に対応

    血糖値を下げることが目的ではなく、あなたの生活を取り戻すことが目的です。

     

    最後に: 糖尿病は「人生を整えるチャンス」

    「糖尿病 = 我慢」と思う必要はありません。

    漢方を使うことで、

    • 食欲に振り回されない
    • ストレスとうまく付き合える
    • 自分らしい生活を取り戻せる

    糖尿病治療は苦行ではなく、人生の質を上げるプロジェクト

    あなたが自分の身体を大切にしたいと思える治療を提供します。


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※:国立精神・神経医療研究センターからの派遣医師による診療

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