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糖尿病治療について

  • 2025/11/08 院長ノート
  • ✅糖尿病治療について

    正しく知って、合併症を防ぎ、人生を豊かに

     

    1. 糖尿病治療の「本当の目的」

    糖尿病治療の目的は、

    血糖値を良くすることではなく合併症を防ぎ、健康寿命を延ばすことです。

    合併症は長期的な高血糖により起こります。

     

    主な合併症

    内容

    網膜症

    失明の原因になる

    腎症

    透析が必要になる可能性

    神経障害

    足のしびれ、潰瘍、切断リスク

    糖尿病は「静かに進む病気」と言われ、痛みがなく進行するのが怖い点です。

     

    2. 糖尿病患者で最も多い死亡原因は「動脈硬化」

    糖尿病では、血糖値だけでなく 血圧・脂質管理 が重要です。

    最新ガイドライン(糖尿病治療ガイドライン / 動脈硬化学会 / JDSADA

     

    項目

    目標値

    HbA1c

    7.0% 未満(個別に調整)

    血圧

    130/80 mmHg 未満

    LDLコレステロール

    70 mg/dL 未満(既に動脈硬化がある or 高リスク例)

    尿アルブミン

    毎年測定し、腎臓の早期異常をチェック

    血糖・血圧・脂質を同時に管理することで、心筋梗塞・脳梗塞のリスクが半減します。

    🔶 多くの患者さんが「HbA1cだけ」を気にしますが、それだけでは足りません。

     

    3. 合併症予防のための定期チェック(当院で対応)

     

    検査

    頻度

    意義

    眼科受診(眼底検査)

    年1回

    失明予防

    尿アルブミン

    3~6か月

    腎症の超早期発見

    足の感覚チェック

    1回/診察

    神経障害の予防

    4. 糖尿病と睡眠時無呼吸症候群(SAS)の関係

    最新研究では、SAS

    • 血糖上昇
    • 体重増加
    • 交感神経緊張(ストレスホルモン過剰)

    を引き起こします。

    特に 肥満型の糖尿病患者の4050%に睡眠時無呼吸がある と言われています。

    👉 当院でSASの検査・治療(CPAP)まで可能です。

     

    5. 「食欲が止まらない」の心理学的メカニズム

    心理学の観点:

    人が食べすぎるのは、意思が弱いからではありません。

     

    心理学的背景

    内容

    ストレス食い(情動的摂食)

    不安や孤独を埋めるための食事

    報酬系(ドーパミン)

    脳が「糖」を報酬と認識

    自己効力感の低下

    「どうせ続かない」と思うと悪循環へ

    甘いものが欲しい時、実は糖ではなく「安心」を求めているのです。

     

    6. 体重が減らない人へ:ウゴービ(GLP-1治療)

    当院では GLP-1製剤「ウゴービ」自費診療 に対応しています。

    • 脳の「食欲中枢」を抑える
    • 胃の動きをゆっくりにして少量で満足
    • 血糖改善 + 体重減少に有効

    保険適用は「専門施設での6ヶ月の指導後、条件を満たした場合のみ」
→ 多くの医療機関ではすぐに使えません。

    当院では、自費で早期から使用可能(詳細な費用は院内で説明)

     

    7. 糖尿病と漢方治療

    糖尿病の背景には ストレス・自律神経・過食 が関与。

     

    漢方薬

    効果

    防風通聖散

    食欲抑制・脂肪代謝

    大柴胡湯

    内臓脂肪・緊張型ストレス

    桂枝加芍薬湯

    腸の調整(血糖値安定に影響)

    👉 内科 × 漢方 × 心理学のアプローチ ができるのが当院の強み。

     

    8. 「糖尿病と楽しく共存する」

    糖尿病と聞くと、多くの方が

    「一生食事制限、ストイックな生活?」

    と思いますが、それは誤解です。

    ポイントはバランス良く楽しく食べること。

    📌 関西電力病院の「おいしい糖尿病レシピ」は我慢ではなく満足を大切にした食事として有名です。

    さらに

    • 運動幸せホルモン(セロトニン・ドーパミン)増加
    • 新しい趣味ストレス食いの減少

    糖尿病は 「人生を整えるきっかけ」 にもなり得ます。

     

    9. 境界型(予備軍)のうちに治すメリット

    • 血糖が正常に戻る確率 高い
    • 合併症リスク ほぼゼロに戻せる

    だからこそ、

    健診を受けることが最大の予防

    当院では、健診精密検査治療までワンストップで対応します。

     

    10. 薬物治療も全て対応(当院)

     

    ステップ

    使用薬

    初期

    メトホルミン、SGLT2、DPP-4

    中期

    GLP-1製剤(マンジャロ等)

    重症例

    インスリン

    当院はマンジャロ・ウゴービまで対応可能です。

     

    結論

    糖尿病は「コントロールしながら幸せに生きられる病気」です。

    血糖を良くするのではなく、人生の質を上げるための治療。

     

    🌿

    当院ができることまとめ

    • 最新ガイドラインに基づく総合管理
    • 睡眠時無呼吸症候群の検査・治療
    • GLP-1(ウゴービ・マンジャロ)対応
    • 漢方 × 食事 × 運動 × 心理 の統合治療
    • 眼科紹介・尿アルブミンチェック 等の合併症予防

    糖尿病と共に「自分の人生を取り戻す」サポートをします。


08:30 ~ 19:30
担当医 院長 院長 院長 院長 院長

:金曜日の診療時間は9時〜12時、13時半〜17時
:土曜日の診療時間は13時半〜19時半
※:国立精神・神経医療研究センターからの派遣医師による診療

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